F・Cグループは建設業をおこなう「株式会社F・C」と、警備業をメインでおこなう「株式会社F・Cガード」で構成されており、グループ全体でインフラ整備に関わる事業を展開しています。2003年に測量事業で株式会社F・Cを立ち上げ、お客様からの要望を受けて橋梁点検や舗装、地質調査を始めました。また、舗装や調査時には交通整備が必要なため、株式会社F・Cガードを設立し、交通警備の他にも施設警備や高速道路警備、規制材のレンタルなどのサービスを提供しています。
「お客様の喜びは当社の喜び!」という企業理念のもと、お客様に喜ばれるサービスを展開していった結果、幅広い事業・営業所を展開するに至りました。今後も地域に根差し、お客様のニーズに応える企業でありたいと考えています。
F・CグループではICTの活用を前向きにとらえ、生産性の向上に繋げています。測量の現場では3Dレーザースキャナー、ドローンを活用し、現場作業の大幅削減に役立っています。さらに路面性状計測車を導入し、これまで目視で歩いて確認していた道路のひび割れを計測車で確認できるようにしました。橋梁点検の現場では橋梁点検支援ロボットを使用することで、道路が細く橋梁点検車の乗り入れが出来ない橋での点検が可能となりました。交通誘導警備ではAIシステムを活用し、警備員の受傷事故防止、働き方改革に役立てています。警備員の安全確保及び、人手不足が続く中で休憩時間をこれまでよりも多く確保することができています。
また、今後はインフラ整備が整っていない地域にドローンを使って物資を届けるなど、これまで培ってきた技術を地域貢献に還元したいと考えています。
F・Cグループでは全体で350名程度の従業員が在籍しています。従業員から「この会社で良かった」と言われ選ばれる会社になるために様々なことに取り組んでいます。例えば時間を意識して業務をおこなえるように、ノー残業デーを設定したりスマートスピーカー(アレクサ)でお昼休憩や終業時間等のアナウンスをしたりしています。繁忙期にはどうしても残業が重なってしまうため、後日に代休を取得できるようにし、メリハリを付けて働けるようにしました。従業員が健康で働くことが生産性向上に繋がると考え、朝のラジオ体操や任意でのバレーやゴルフ、卓球などのクラブ活動もおこなっています。また家庭と仕事の両立に取り組み、男性2名の育児休暇取得を実現しました。今後もさらに残業時間の削減や生産性向上に取り組み、働きやすい環境をつくっていきます。